
シミやそばかす、ニキビなどの肌トラブル…。
このようなことで悩んでいるなら、それらはもしかしたら「毎日の日焼け」が原因かもしれません。

男女問わず現在は、毎日の日焼け止めをするのが美容の鉄則!
今回はメンズ日焼け止めがなぜ必要なのかや、選び方や塗り方、注意点、おすすめの日焼け止めを3種類ご紹介していきます!
Contents
メンズも日焼け止めは必要?

そもそも、なぜメンズも日焼け止めをした方が良いのでしょうか?

その理由は日焼け、すなわち紫外線が肌に与えるダメージが大きいからです。
紫外線を浴びると、肌で「黒色メラニン」が作られます。
この黒色メラニンはバリア機能があり、紫外線によるダメージを防ぐ働きがあります。
つまり、ある程度の黒色メラニンは肌を守るためには欠かせない物質なのです。

通常、この黒色メラニンは生成された後体外へと排出されます。
肌が健康な状態の場合はターンオーバーによって黒色メラニンの生成と排出のバランスがキープされています。

しかし、紫外線を多く浴びるとこの生成と排出のバランスが乱れて、黒色メラニンが肌に多く蓄積してしまうのです。
この蓄積された黒色メラニンがシミやそばかすへと繋がってしまいます。
シミやそばかすは肌を部分的に茶色に見せてしまい、色ムラとなって現れます。

多くできれば出来るほど肌がくすんで見えたり、老けて見えてしまうことも。
このような肌トラブルを未然に防いで、より肌の若々しさをキープするためには、日焼け止めが最適。
メンズ日焼け止めを毎日塗って、ケアをすることが大切なのです。
メンズ日焼け止めの選び方
毎日使った方が良いメンズ日焼け止めですが、選び方の基準があるのでこちらも詳しくご紹介していきます。
「SPF」と「PA」の違いを把握しよう
日焼け止めには「SPF」と「PA」それぞれの数値の表記があります。
「SPF」は短時間で肌の赤みや炎症を起こさせて、黒メラニンの生成に繋がりやすくなる紫外線B波を防ぐ効果指数のこと。

日焼け止めでは「1~50+」の数値で表記されます。
一方、「PA」は肌の弾力を失わせる「紫外線A波」を防ぐ効果指数のことです。
日焼け止めでは「+」の数が多ければ多いほど高い数値となります。

「SPF」と「PA」は、それぞれの数値が高い方が防御効果は高いです。
汗をかきやすい方はウォータープルーフタイプを選ぶ
日焼け止めは、メンズ用はもちろん女性用も販売しています。
女性用を選んでも日焼け止め効果を得られないことはもちろんないですが、基本的にはメンズ用の日焼け止めを使うのがおすすめです。

その理由は、メンズの肌は女性以上に皮脂が出やすく、その量は女性の約3倍ともいわれているからです。
メンズ用の日焼け止めは皮脂を抑えてくれるタイプも多く販売しています。

肌のベタつきなどを抑えたい場合は、メンズ用の日焼け止めを選びましょう。
また、メンズは女性よりも汗腺の量が多く汗をかきやすいため、ウォータープルーフタイプを選んだ方がいいです。
日焼け止めが汗で流れることもなく効果を持続できます。
肌に合ったものを選ぶ
日焼け止めは毎日肌に塗ってケアしていくアイテム。

そのため、肌に合っていないとニキビや痒みなどの肌トラブルに繋がりかねません。
元々敏感肌だという方は、「紫外線吸収剤」が含まれたメンズ日焼け止めは使用しないようにしましょう。

これは肌の上で化学反応を起こす成分で、よりダメージが加わりやすいです。
一方、「紫外線錯乱剤」というのは、肌に当たった紫外線を反射させる効果があり、ダメージが少ないです。
これらの特徴を知った上で選ぶのも良いでしょう。

低刺激や無香料、無着色と書かれたメンズ日焼け止めも肌への刺激が少ないのでおすすめです。
シーンごとに選ぶ
メンズ用日焼け止めを通勤や通学の時だけに塗るなら「SPF20〜30、PA++〜PA+++」くらいの数値のものでも十分です。
屋外でのスポーツやレジャーなどで長時間外にいるなら、「SPF40〜50、PA++++」くらいの数値のものを選ぶようにしましょう。

メンズ日焼け止めは弱すぎると効果がなかったり、強すぎると逆に肌のダメージに繋がることもあります。
その時々のシーン別で使えるように、2種類ほど持っておくと安心です。
塗る箇所で選ぶ
メンズ日焼け止めには、液体タイプやスプレータイプがあります。

液体タイプの日焼け止めは、肌に密着しやすくカバー力があるのが特徴。
日に当たりやすい顔や腕などを塗ると、効果が持続しやすくなります。
一方スプレータイプは液体タイプよりもサラッとした使用感なのが特徴です。

髪や頭皮、背中など液体タイプで塗るのが難しい箇所にはこちらを活用するのも良いでしょう。
手が届きにくい部分もサッと吹きかけるだけで日焼け止め効果が期待できるので、

「時間をかけずにパッとケアしたい」
という方にもピッタリです。
メンズ日焼け止めの塗り方

ここからはメンズ日焼け止めの塗り方について、「液体タイプ」と「スプレータイプ」に分けて解説していきます。
液体タイプ
液体タイプを塗る時は、1点に置いて伸ばすようにつけるのはNG!

おでこ、両頬、鼻先、あご下、両側のこめかみの7点に置いて伸ばしてく塗り方がおすすめです。
7点に日焼け止めを置いたら、その後指を2本前後左右と動かして、ムラなく肌へ馴染ませていきましょう。
目元や口周り、小鼻部分など、細かい部分は塗り残ししやすい部分なので、こちらもが丁寧に塗っていきます。
首に塗りたい場合は、あごを上にあげて首からデコルテ部分にかけて塗っていきましょう。
日焼け止めを塗る時は手にも塗らないと顔と色が違ってしまうこともあるので、毎日のケアが大切です。

顔に日焼け止めを塗る時、一緒に手首や手の甲にも塗るようにしてくださいね。
スプレータイプ
スプレータイプのメンズ日焼け止めを使用する場合、顔に使う時は直接吹きかけず、一度手のひらに出してから塗るようにしてください。
首も同様に、一度手のひらに出してから馴染ませるのがポイントです。
髪や腕、足などにつけたい場合は、10~15㎝ほど離して吹きかけるようにしましょう。

直接吹きかけた場合は、その後手で肌に馴染ませるようにしてください。
メンズ日焼け止めを使う時の注意点

メンズ日焼け止めを使う時は、注意したいポイントがいくつかあります。

実際に使う時はこちらのポイントを抑えながらケアしていきましょう!
こまめに塗り直す

「SPF」や「PA」の数値が高いものを毎日使えば大丈夫でしょう!
それだけでは効果が期待できるということではありません。

汗や皮脂、手で擦るといった摩擦で効果は日焼け止め効果はどんどん低下していくので、一度つけたとしても、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
適量を塗る

日焼け止めの適量は?
メンズ日焼け止めの種類によっても違いますが、ほとんどの日焼け止めで推奨されている適切な量は皮膚1㎠あたり2mgという量です。

顔全体で考えると500円玉ほどの量となります。
実は多くの方がこの量の半分以下で塗っているともいわれていて、全体的に塗る量が足りていない場合も多いです。
いくら「SPF」や「PA」の数値が高いメンズ日焼け止めを使っても、塗る量が少なければ効果は期待できないです。

適切な量を意識して毎日ケアをしてみてください。
日差しが弱い日も塗る
日焼け止めは、日差しが強い日だけ塗ればOKというものではありません。
日差しが弱い冬や雨の日なども紫外線は降り注いでいます。
また、紫外線は地面のアスファルトや雪道などに反射して肌に当たることが分かっています。

このような照り返しの紫外線ダメージを防ぐためにも、メンズ日焼け止めを毎日丁寧に塗って、ケアしていくことが大切です。
日焼け止めは毎日しっかり落とす

日焼け止めを落としきれていないと肌への負担になってしまうので要注意。
メンズ日焼け止めをつけたら、毎日丁寧にクレンジングや洗顔で落とすようにしましょう。
特に、ウォータープルーフのメンズ日焼け止めは丁寧にクレンジング、洗顔をしないと落とせないことも多いです。

なので、日焼け止めを使ったら丁寧にスキンケアするようにしてください。
おすすめのメンズ日焼け止め3選!
ここからは、おすすめのメンズ日焼け止めを3つご紹介していきます!
今まさにどんな日焼け止めを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
①BULK HOMME THE SUNSCREEN
普段使いにピッタリにメンズ日焼け止め!
数値は「SPF40、PA+++」でノンケミカル。
低刺激処方なので敏感肌の方にもおすすめです。
こちらの紫外線は石油系界面活性剤、シリコン、紫外線吸収剤不使用で、保湿成分と美容成分を配合。

乾燥やニキビなどの肌トラブルが心配な方も使いやすいアイテムです。
②Nivea Men UVプロテクター

より強力に紫外線をガードしたいならこちらのNivea Men UVプロテクターがおすすめ。
数値は「SPF50+、PA++++」で耐汗性が高いので屋外でのスポーツやアウトドアの時にもピッタリです。
さらにウォータープルーフなのでマリンスポーツ時にも使えます。
皮脂吸着成分配合で肌のテカリを抑えた、サラッとした使用感となっています。
③ZERO HOLE 日やけ止めスプレー
こちらの日焼け止めはプロゴルフ協会(PGA)推薦!
数値は「SPF50+、PA++++」でしっかり紫外線をガードしてくれます。
さらさらとした使用感かつ透明タイプのスプレーなので、肌はもちろん髪や頭皮のケアにもピッタリです。

汗や皮脂、水に強いウォータープルーフで塗り直しも簡単で、ゴルフのようなアウトドアシーンでも持ち運びもしやすいサイズ感となっています。
メンズ日焼け止め毎日塗るべきかまとめ
紫外線対策を怠ってしまうと、シミやシワなどの肌トラブルに繋がりやすくなります。

それが重なってしまうと肌がくすみ老けて見えてしまうこともあります。
このような紫外線の肌ダメージを防ぐためには、毎日しっかりと日焼け止めを塗ってケアすることが大切。
ただ塗るだけではなく、ご紹介した塗り方や注意点を参考にしながらケアしてみてください。
ご紹介したおすすめのメンズ日焼け3つはどれに人気が高いアイテム。

使用するシチュエーションに合わせて、ぜひ気になる日焼け止めをゲットしてみてくださいね。